日本で自転車の未来が変わる!
平成29年5月1日に自転車活用促進法が施行されました。遂に国会が自転車の素晴らしさを認めて国の指針として自転車の利用を推し進めることになったんです。
この法律の施行により(施行前から徐々に進んでいるけど)色々なところに変化が見受けられます。
【法律の施行による変化】
- 自転車専用道路の整備が進んでいます。都心部では左端に自転車専用ブルーラインが引かれ、僕の住んでる福岡県では遠賀宗像自転車道が一部舗装がリニューアルされました。
遠賀宗像自転車道
- 公共交通機関との連携促進が始まっており、まだまだごく一部ですが自転車をそのまま乗せても良い電車やバスが出てき始めました。
海外だとこんな電車もあります!!
- 駐輪場の整備が進んでいます。デパートや商業施設でも駐輪場完備の場所が増えており、福岡ではKITTE博多、JR博多シティ、キャナルシティ博多、岩田屋新館、VIOROなど都心部のデパートも駐輪用完備です。また、博多駅周辺や西鉄福岡駅(天神周辺)は市営の駐輪場も多いので僕が買い物に行くときはほとんど自転車です。
こんな感じで徐々に進んでいた自転車向けの施策が自転車活用促進法の施行により加速していくことが予想されます。
また、自転車活用促進法の基本指針の中には地域活性化の支援促進ともあるんです。僕は2年前クロスバイクでしまなみ海道を自転車で走って本当に人生観が変わりました。そして、昨年サイクリングしまなみ2016に参加してサイクルイベントの楽しさに感動しました。
サイクリングしまなみ2016には海外からも含めて4,000人が参加しました。参加料含めて、宿泊費や飲食費など地域に入る観光収入は軽く1億円は突破します。たった1日のイベントでこれだけ稼ぐのです。更に参加者の口コミなどでリピーターや他のサイクリストへの波及効果は絶大!僕もこのイベントに参加して尾道と今治に魅了された一人です。
僕の住んでる福岡の近郊では大分のツールド国東、ツールド佐伯。山口県のツールド下関、サザンセト・ロングライドinやまぐちなどはすぐに参加が締め切られてしまうほどの人気イベントです。
福岡はメジャーなサイクルイベントはないし、全国的に見ても自転車文化がまだまだ浸透していないエリアです。しかし、この自転車活用促進法の施行をきっかけにして、より魅力的なサイクルイベントを開催し、地域の魅力を全世界へ発信していけば自転車文化が浸透する予感あり!福岡県の行政や自転車協会の方達には、なんとかして魅力あるサイクルイベントの開催を行って欲しいです。
では、次回は自転車活用促進法の附則でも定められた自転車における道路交通法違反行為への対応の在り方と危険性について喋りたいと思います。
【自転車促進活用法の概要は↓をクリック】
跳べバイシクル(^・^)!!
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