昨年、九州北部豪雨災害で被災した福岡県の朝倉地区一帯の復興応援のイベントとして開催されるツール・ドあさくらというイベントに参加することにしました。
最初は、少しでも復興の手助けになればという思いでしたが、コース図を見てビックリ。距離117km、獲得標高1,100m、指定時間6時間というなかなかハード目のロングライドイベントだったんです!
この中々ハード目なイベントを完走するために練習とシミュレーションを兼ねて単独ロングライドに行ってきました。その際、以下のポイントについてシミュレーションしながら練習実施!
- 長い上り坂を体験する
- 平地で時速30kmの維持
- エネルギー補給のやり方
- 走行時間5時間での110km走破
【長い上り坂を体験する】
ツール・ドあさくらでは、2つ山を越えます。そのため、長い上り坂があるのでこのシミュレーションは必須です。
そこで、白糸の滝を越えて佐賀方面へいく峠へチャレンジしました。標高600m、距離12kmです。

今回のロングライドのコース。 距離104km、獲得標高1,253m、走行時間5時間40分
気を付けたのは以下のポイントです。
- 序盤で調子に乗って飛ばし過ぎない。
- 一定ペースを保つ。
- 水分補給を多目にする。
最後の方が斜度がキツくなりちょっと辛かったですが、序盤でスピードを抑えめにしたことと一定ペースを維持したことが好影響で意外と楽に登れました。
【平地で時速30kmの維持】
ツール・ドあさくらは指定時間6時間でゴールしなければいけないので、平地では時間を稼ぐ必要があります。エイドポイントでの休憩時間などを考慮すると5時間30分で117km走り切る必要があります。そこで下記ポイントを考えて走りました。
- 少しでも空気抵抗を減らすため、下ハンを持つ時間を長くする。
- 足の筋肉疲労を軽減させるため、軽めのギアでペダルを回す。
コース途中の白糸の滝をこえて下りきったところ位までは平地では時速30kmを維持できましたが、3つ目の白木峠(福岡セブンヒルズゴルフ倶楽部)を越えたあたりで足に疲労が溜まりスピードダウン。以降は時速20km〜25kmまで落ちてしまいました。
【エネルギー補給のやり方】
昼食は食べますが、3つの峠越え、平地で時速30km維持をするために昼食以外のエネルギー補給も必須です。そこで、途中のコンビニで以下を購入。
- ブラックサンダーミニバー 2袋
- プロテイン 1袋
ブラックサンダーミニバーは最初の日向峠を登る直前と白糸の滝を登る直前に食べ、プロテインは白糸の滝を下りきったところで1袋全部飲みました。昼食は最後の白木峠の直前の柚里で美味しい蕎麦をいただきました。白糸の滝の頂上あたりで空腹がきて体力的なキツさも重なり頭がボーッとすることも!
【走行時間5時間での110km走破】
時間を意識しながら走るのがツール・ドあさくら完走の最大のポイントです。そのため、今回のロングライド全般を通して常に考えていたのはこのようの事です。
- 頻繁なシフトチェンジでペダルを回して、足の筋肉疲労を溜めない。
- コマ目な水分補給。
- 体幹を意識して乗る。
- 顔は常に前を向いて下を全体向かない。
- 景色を楽しむ!
走り終わってみるとこの中で1と2ができてなかったです。
こまかなアップダウンや信号ストップからのリスタートではシフトチェンジを疎かにして筋力でペダルをまわしてました。これ長い距離で更に沢山の峠に行く時になると徐々に響いてきます。筋肉疲労を溜めないためには細やかなシフトチェンジは必須!
脱水症状になった訳ではないですが、後半に両足とも痙攣しそうになったのは水分不足とエネルギー不足が影響したと考えてます。やはり登りが多いコースだと冬でも汗を沢山かくので水分とエネルギー補給は絶対条件!しかもキツくなる前に十分に体に入れないと意味がないと身にしみて感じました。。。
いかがでしょうか、皆さんもチョットハード目の自転車のイベントに参加してみるのもドキドキワクワク感があって楽しいと思いますよ。
ツール・ドあさくらと今回のロングライドで昼食をいただいた柚里に興味のある方は以下から確認してみて下さい。
それでは、次回はツール・ドあさくらのために準備したアイテムやパーツについて喋りたいと思います。
跳べバイシクル(^・^)!!
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