長い上り坂を実際に走ってみて感じたクロスバイクとロードバイクの違いはかなり大きい!
自転車に乗り始めて慣れてくると長い上り坂にチャレンジしてみよう!と思いますよね。
僕の住んでいる福岡市には城南区に油山というのがあります。その中腹に油山片江展望台(標高220m)があり、油山団地東口の信号から油山片江展望台までの登りは福岡市のサイクリストには有名な練習コース。距離は短いですが平均斜度が9%あり、走り応えあります。
このコースをクロスバイク(TREK FX7.4)とロードバイク(TREK DOMANE5.2)で実際に上って比べてみました。

距離:2.3km 獲得標高:210m 平均斜度:9%
スタート【油山団地東口信号】
ゴール【油山片江展望台】
【クロスバイクで登った感想】
- キッツイ!足はガクガク、心拍数も上がって息が苦しくなりました。
- 要した時間は13分ほど。
- 姿勢がアップライトになるので体勢的にはキツくなかったです。(腰などが痛くなることは無し)ただし、より長い距離の上りになると姿勢が変わらないことが腰の痛みにつながりそうだと感じました。
【ロードバイクで登った感想】
- 楽ではないですが、心拍数が上がりすぎることはなく比較的呼吸も安定してました。
- 要した時間は11分ほど。
- 姿勢は上ハンドルを持ってもクロスバイクよりは前傾がキツいため、ロードバイクに慣れないうちに強度を上げて上ると腰が痛くなる可能性があります。
感想としては、上りの坂道を早く楽に走るにはロードバイクに軍配が上がります。
ヒルクライムを行う際にロードバイクが有利になるのは以下の3つの要素が大きいです。
【ポイント1:重量】
ロードバイクのほうが重量が軽い!
- ロードバイクの重量:8kg
- クロスバイクの重量:11kg
この3kgの違いはとても大きいです。1ℓのペットボトル3本分!ロードバイクで1ℓペットボトル3本を背負って登ることを想像すると、、、ゾッとします。
【ポイント2:ギアの枚数】
ロードバイクの方が斜度やキツさに合わせて細かくギアを選択できます。
- ロードバイクのスプロケット(後輪のギア)は11枚
- クロスバイクのスプロケットは9枚
実はフロントギアはクロスバイクが3枚、ロードバイクが2枚。クロスバイクの方が多いんです。
しかし、僕のような初心者は登りに入る前で通常はフロントギアを決めます。よって、リヤのギヤの枚数が多い方が細かなギアチェンジが可能。この細かなギアチェンジで足の疲労を軽減できます。
【ポイント3:ハンドルを握る場所の数】
ロードバイクは色んな乗車姿勢ができます。
- ロードバイクのドロップハンドルは大きく分けて3箇所(細かく分けると5箇所)も握る場所があります。
- クロスバイクはバーハンドルなのど1箇所しか握る場所がないです。
キツくなってきたときに姿勢を変えれるのは有利です。
皆さん想像してみて下さい。例えば机の前に座ってるときでも微動だにせず同じ姿勢をキープすると腰が辛くなったりしますよね。自転車についても同じことが言えるんです。
この3点がヒルクライムにおけるクロスバイクとロードバイク大きな違いです。
ちなみにロングライドのときの違いも以下の記事で紹介しているので気になる方はクリックしてみて下さい。
【ロングライド】ロングライド時の違いクロスバイクVSロードバイク!
ここまで読んでいただいた皆さん有難うございました。
皆さんの自転車選びの参考になれば幸いです。
それでは、次回は夜間自転車に乗るとき必須のライトについて喋りたいと思います。
跳べバイシクル(^・^)!!
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